ファミリーおっさんキャンプ日記①

久しぶりに20〜30年来の友人グループであるファミリー軍団にキャンプに誘ってもらった。

備忘録に日記を書いておこう。

きっかけは1通のLINE

きっかけは、5月28日にМちゃんから届いたLINEだった。

「おっさんキャンプ企画してるけど、来る?」

その一言で始まった。

俺以外はみんな家族持ち。

きっと男だけで集まってワイワイやるのが、彼らにとっては貴重な時間なんだろう。

正直、独身の俺にはまだその感覚が分からない。

休みの調整やらなんやかんやで、日がどんどん過ぎていく。

気づけばもう10月。

あのLINEから5カ月近く経って、ついに実際にキャンプへ行く日がやってきた。


キャンプ初心者、準備に戸惑う

とはいえ、俺にはキャンプ道具なんて何ひとつない。

とりあえず「椅子と食器だけ用意しとけ」と言われたので、

言われるままにAmazonで注文。

その時点では「まあそれくらいあれば大丈夫やろ」と思っていた。

……甘かった。

実際にキャンプに行ってみると、足りないものだらけ。

椅子と食器だけでキャンプできるわけがない。

火を起こす道具、照明、調理器具、そして“経験”。

一緒に行ったメンバーは全員ガチ勢。

設営も手際がよく、まるでプロ。

俺はただ言われるままに動くしかなかった。


久しぶりの再会

キャンプ当日、МちゃんとYが車で迎えに来てくれた。

数年ぶりに会ったのに、まるで昨日も会ってたかのような感覚。

古い友人って、そういうもんやね。

車の中で久しぶりに近況を聞く。

子どもたちの話になって驚いた。

Yの娘がもう17歳。

十年近く会ってなかったんやもんな。

写真を見せてもらっても、まだ信じられなかった。


スーパーでの買い出し

キャンプ場へ行く前にスーパーへ寄り、あと2名と合流。

これで5人全員そろった。

昼食・夕食・翌朝の朝食をまとめて調達。

しかし、何を買っていいのか全然分からん。

俺の持ち物はガスコンロと皿、焼肉のタレ、ポン酢、油、塩コショウのみ。

Oにメスティンを借りることになっていたが、

正直、メスティンが何かも分からなかった。

とりあえず焼肉のタレがあるから肉だろうと、

少し良い牛肉と豚肉を購入。

結果、余裕で足りた。

あとは海鮮丼とパンとおにぎり。

もうこれでええ。今回は焼肉できたらゴールや。


竜洋海洋公園オートキャンプ場に到着

現地は海沿いの平野。

本格的な山ではなく、ファミリー層が多いにぎやかな場所だった。

みんなは慣れた手つきでテントやタープを設営。

俺は言われるままに動くだけ。

気づけば立派なサイトが完成していた。

昼メシタイム。

みんなが手際よくキャンプ飯を作る中、

俺はスーパーで買った海鮮丼。

……やっぱり物足りない。

何かひと手間加えたかったけど、何もできない。

「次回や、次回」と心の中でつぶやく。

お酒を飲みながら話が弾む。

みんなの家族の話を聞いて、少しだけ羨ましくなった。

でも、こうして混ぜてもらえること自体がありがたい。


何げない時間の中で

俺も自分の近況を話し、

みんなの話を聞いて、ただただ心地よかった。

たった2つしかないキャンプ用品のひとつ、

椅子が大活躍した。

6時間以上、タープの下で座って話してたと思う。

その間、仕事や将来のことなんて一切頭に浮かばなかった。

目の前のことしか考えられなかった。

この感覚は、きっと大事にせなあかんやつや。


しおさいの湯へ

日も暮れて、「風呂行こうぜ」という話に。

なんと温泉施設が目の前にある。

熱めのお湯が気持ちよくて、

昼間の笑い声がふっとよみがえった。

お風呂を出たあと、テレビでは高市早苗さんの総裁選勝利のニュース。ネットニュースも総裁選ばかり。

「ワークライフバランスを捨てて働きまくる」と語っていたらしい。

率直にかっこいいと思った。

なんか俺も、もうちょっと頑張ってみようかな。


焚き火と夜の時間

キャンプサイトに戻ると、Oがひとりで火を起こしていた。

Oとは高校1年からの付き合い。

30年近くになる。

少しだけ2人で話した。

広島から大阪に戻った理由や、少し政治の話。

他愛もないけど、心地よい時間だった。

みんなが戻ってきて再び円になり、晩メシの時間。

焼き肉、焼き鳥、餃子――みんな自分の好きなものを焼いて食べる。

Oは相変わらず焼き鳥を延々と焼いていた。

Hちゃんが無印で買ってきたヤンニョムチキンがめちゃくちゃうまかった。

韓国料理やけど、どこかタイっぽさもある。

今度買ってみようと思った。

武将の話をしているHちゃんが相変わらず詳しくて、俺の好きなポッドキャスト番組「コテンラジオ」に興味を持ってくれたのが嬉しかった。


嫁たちの“裏キャンプ”

その時、Мちゃんの携帯が鳴った。

奥さんからだった。

どうやら嫁たちは娘たちを集めて、

タコパ&化粧大会をしていたらしい。

独身の俺にはまずありえん光景。

ちょっとだけ、結婚っていいなと思った瞬間だった。

夜も更けて、22時。

Oにもらったシュラフで就寝。

隣ではМちゃんとYが爆睡。

俺は寝つけず、睡眠薬を飲んで眠った。

自律神経失調症はまだ全快していない。

でも今日のこの時間をきっかけに、

“今”にもっと集中すれば、きっと眠れるような気がした。


キャンパーの朝

朝、目を覚ますとOがもう起きていた。

気持ちのいい朝。

みんな続々と起きてきて、朝食の準備を始める。

俺は昨日の晩メシに全振りしていたので、朝はレーズンパンだけ。

それで十分。

Hちゃんのホットサンドが異様にうまそうだった。

次回までにあのホットサンドメーカーを買おう。

右を見れば、Мちゃんが手際よくコーヒーを淹れている。

ドリップの香りがたまらん。

まさにキャンパーの朝。


撤収と朝風呂

朝食が終わり、みんなで片付け開始。

11時撤収らしい。

家族がいないぶん、今回は片付けがめちゃくちゃ早い。

スノーピークやmont-bellのテントを、

まるで職人みたいに畳んでいく。

「ほな、朝風呂行こか」となり、

またしおさいの湯へ。

熱い湯に浸かって、心も体もリセットされた。


帰り道の車内で

時間が少し余ったので、昨日見た野菜を購入。

2800円でけっこう買えた。

これで来週の野菜は安心。

帰りにまたお風呂へ入り、

静岡名物・浜松餃子を昼に食べた。

これがまた美味かった。

次回のキャンプは11月。

でも俺はビリヤードの試合があるので不参加。

その次は1月。寒い。いや、ほんま寒い。

冬キャンプは地べたやと冷えるらしく、

キャンプ用ベッドが必要だとか。

お金もかかるし、保管場所もない。

参加するかどうかは、また考えよう。


そして、帰路の途中で

今回はとにかく、久しぶりにみんなに会えて本当に楽しかった。

そんなことを考えながら、

今、帰りの車の中でこの日記を書いている。

もう三重県は過ぎたかな。

あと1時間ちょいで家に着く。

送り迎えまでしてもらって、ありがたいこっちゃ。

あー、楽しかった。

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